お知らせ

行事の報告

令和5年 御礼護摩供養のご報告

1年間私たちをご加護くださったお不動さまに御礼を申し上げるとともに、一層の強いお力をつけていただくために、今回も護摩木の奉納を皆さまにお願いし、令和51210日に五段護摩をお納めいたしました。

波切不動寺は、遡って平成21年から年末に八千枚護摩を成満してまいりました。令和2 (2020) 年の祥泉阿闍梨による八千枚護摩を最後に、大護摩の「御礼護摩」に代えて修し、令和5年で3回目を迎えました。

護摩木奉納者には、お寺からのお礼として「霊符」を授与します。
真言宗は真言密教「加持祈祷の宗教」であり、目指すところは「即身成仏」です。

この世で仏になること、即身成仏を平易に説くならば「仏が与える無量の功徳をこの身にいただくこと」ではないでしょうか。
仏の与える「加」を、行者がいかに「持」するかは、ひとえに三密の如何にあることは、もうすまでもないことです。したがって、加持祈祷こそ即身成仏の本義そのものです。

霊符について

霊符の見本

寺に相談に訪れる人の「障礙 (しょうげ) 除災」を速やかに行うために、波切不動寺では護摩祈祷法二座式供養法荒神供養法に加え、霊符祈祷法を修しております。
その中の「霊符」については、信者に請われなければ渡してはならぬというきまりがございます。

霊符のお授けがあった人は、霊符を鎮守として「祀るもよし」、守護札として個人の部屋に「貼るもよし」、お守りとして「所持するもよし」、地中に「埋蔵するもよし」、枕や寝具の下に「敷くもよし」と、さまざまな要望に善処します。

霊符は行者がきちんとした修法をすることで効力を発揮します。

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