お知らせ

行事の報告

キュウリ加持、施餓鬼供養、盂蘭盆会のご報告

連日の猛暑が落ち着いて、朝夕は過ごしやすくなりました。
さて、7月に土用のキュウリ加持、8月に施餓鬼供養会と盂蘭盆会供養を修しました。
毎年の行事ではございますが、今年はとくに未成仏霊が集まりました。

たくさんの先祖さんや先祖さんのお連れになった霊たちが成仏して彼の世にお帰りになられるのをお見送りするたび、供養してよかったと安堵します。

毎年のこと、驚きや発見があるのも励みになっています。令和4年は

  • 波切不動寺の行者さんで、10年以上も前にお亡くなりになったTさんが、盂蘭盆会の13日にいらっしゃいました。生前のお姿のまま、やさしい眼差しでお不動さまにご挨拶されていました。いっこうに老けない、当時の見た目であったことに驚きました。
  • 二座式供養の後、ある亡者が「わたしの名前を呼んでくれない」と怒って、聖翠住職に憑依しました。住職が「今年は供養をお願いされていません」と言うと、怖い顔をして孫娘のところに行く言い、姿を消しました。何事もなければよいが、と思っています。
  • 今年の光明真言護摩では、いつも護摩壇を囲むように守る行者4人が全員欠席し、代わりに若い行者さんが務めました。すると、その日から住職の全身に筋肉のこわばりや手足のむくみなどの症状があらわれ体調を崩しました。鍼灸師のもとに通って4日後にようやく歩けるようになり、このことから護摩壇の四方を4人が結界を作っていた意味を思い知らされました。彼ら4人には【護摩壇の中に降臨される本尊不動明王さまに、邪気が近づけないようにする】役目を担う、凄い力がそなわっているのです。

若い行者さんたちでは力が足りなかったようで、護摩行にて本尊さまにお体を預ける住職に邪気や未成仏霊が憑依したのです。邪気、未成仏霊に憑依されると、命まで取られてしまうこともあります。これは祈祷寺の住職が長生きできないといわれる所以でもあります。

皆さま、お盆休みは家族で旅行、食事会、レジャーを楽しむだけでなく、先祖さんのためにお時間を作ってください。お願いします。

© Namikirifudo Temple All Rights Reserved.